まちの駅よろず

中国内モンゴル自治区民族衣装について 

2008/3/2

敬和学園大学 留学生
「雪の越後の花嫁衣裳 しばた花嫁今昔物語」の留学生トークショー開会挨拶
「雪の越後の花嫁衣裳 しばた花嫁今昔物語」の留学生トークショー
敬和学園大学 人文学部 国際文化学科 4年次生 図們
モンゴル文化を代表するものの一つが民族衣装で、モンゴル・デールのデザインは自然や気象状況、営んできた牧畜業、伝統習慣の特徴を強く現しています。
モンゴル・デールは、人の健康や温度調整を良く考えて作ったもので、移動や日常生活にも便利で、様々なデザインが楽しめるモンゴルのクラシック衣装です。モンゴル国民は、昔から衣装の法律も制定し、それをちゃんと守っていたと歴史書に書いてあります。この法律は、匈奴時代に作られましたが、ホビライ・ハーン時代に、追加の法案も出来たと言うことです。
モンゴルの民族衣装は、モンゴル国民の繁栄と、争いの歴史にもなります。例えば、モンゴルの主婦たちは、肩にアーチ型の飾りがついたデールを着て、その上に「ウージ」を着ます。「ウージ」というのは袖なしの長い上衣のことです。
このアーチ型の飾りは、歴史的な意味があります。昔のモンゴルは、良く戦争する国でした。そして、戦争に参加し、功績のあった、女性たちも大分いました。そこで、彼女たちの勇気や、力を衣装で表すために、この形の肩を作るようになりました。
皆さん、モンゴル民族衣装から「女性」という意味の「ブスグイ」という言葉が生まれたことをご存知ですか。ある時期、モンゴルでは、結婚していない少女たちが、髪の毛を、沢山に分けて編み、デールの上には、帯をつけていました。そして、結婚して、主婦になるときから帯はつけなくなり、デールの上に「ウージ」を着るようになりました。これによって、「ブスグイ」という言葉が出たとされます。「ブスグイ」というのは、帯なしという意味なのです。
 さて、またモンゴルの衣装についてのお話を続けましょう。
モンゴルには、ハルハ族とカザフ族という二つの大きな民族のほか、20以上の小さな部族があります。モンゴルのこの多くの民族と部族の、普通のデールは400種類あり、靴は20以上、帯は10以上の種類があります。
民族ごとに衣装はそれぞれの特徴を持ち、老人、若者、男性と女性、結婚したと人、結婚していない人が着る服にも違いがあります。例えば、西部地域に住む女性たちのデールは、袖の肩の辺は広くて、袖口は狭く作られています。これは、赤ちゃんをデールの袖に入れて歩くために作られたものです。また、これは、四季によって、移動しながら生活するので、乗馬しているとき、赤ちゃんに乳を吸わせるのに便利な形なのです。
 モンゴルのデールは、四季によって違います。例えば、夏には、薄い布だけで作ったデールを着て、秋と春の涼しい季節葉、二枚の布の間に、綿を挟んで作ったデール、そして、厳しい冬は、羊毛など動物の毛皮の上に布をあわせたデールを着ます。
そのほか、デールを作る技術には、大変特徴があります。デールを裁断するとき、女性たちは、ものさしなどを使わず、手だけで計ります。今でも、そのままです。人の身長は、両手を拡げた長さと同じです。人の身長は変わらないので、デールの長さは、その人の手のひらの7つ分に当たるとされます。この計り方をモンゴル人の「黄金律」といいますが、これによって、仏様の絵も描きます。
ついでに、皆さんに一つ面白いお話をしましょう。昔のモンゴル人の体は、現在の人々より大きかったようです。それを証明するものは、女性の帽子と飾りが、合わせて12ランになることです。12ランというのは、3キロと言うことで、これを昔の女性は頭にかぶっていたことになります。そのほか、鞍や、腕輪、イヤリング、指輪などを加えると中央ハルハの女性は50ラン、つまり、約13、4キロの銀製品を使っていたそうです。
              
              
                    敬和学園大学 人文学部 国際文化学科 4年次生 図們

Olloo 株式会社 モンゴルの総合情報ポータルサイト より一部引用
http://www.olloo.mn/jp/modules.php?name=News&file=article&catid=30&sid=2250







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